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2012/02/03 10:22

業界マップ ベンダーの勢力と市場がひとめでわかる

PaaS/IaaS市場 (2012年1月)

 本格的な立ち上がりをみせた国内PaaS/IaaS市場。2010年度から2015年度までの年平均成長率は35.9%で、2015年度には1300億円規模にまで達する見込みだ。現時点では、PaaS/IaaSは一部の積極的な企業が利用するにとどまっており、今後は徐々に利用範囲が広がっていくとみられる。ベンダーは続々と市場参入を表明し、すでに競争激化の様相を呈している。下位ベンダーは苦しい戦いを迫られそうだ。

2010年度に参入した富士通が急伸

 調査会社のアイ・ティ・アール(ITR)によると、2010年度、本格的に国内PaaS/IaaS市場に参入するベンダーが増えたことを受けて、前年度比で市場規模が3倍超に拡大した。なかでも注目に値するのが富士通の急伸だったという。2010年度のベンダーシェアの順位は、2009年度以降に大きく変動。2009年度にトップシェアだったセールスフォース・ドットコム、同率2位の日本IBM、アマゾンデータサービスジャパンといった外資勢が2010年度にそれぞれ売り上げを伸ばしたが、2010年度に市場参入した富士通が2位以下に2倍以上の差をつけてトップの座についた。シェアは、2位である日本IBMの8.6%に対して17.9%だった。

国内PaaS/IaaS市場ベンダーシェア(2010年度・金額ベース)

 ITRは、「富士通は、サービスメニューの豊富さから海外展開している大手既存ユーザーを中心に急速に導入が進んだ」と分析する。大手ベンダー各社は、既存ユーザー企業の基幹システムをクラウド基盤に移行することを促すことで、PaaS/IaaSの売り上げを伸ばしている。ITRの藤巻シニア・アナリストは、「アマゾン、IBM、セールスフォースが注目株。2011年の国内データセンターの開設を受けて、さらなる伸びが予想される。PaaS市場ではセールスフォースがダントツ。2009年、クラウド上でエコポイント申請サイトを構築したことをきっかけに注目度も高まっている」と分析する。

★詳細な解説記事
<Industry Chart 業界の今を俯瞰する>PaaS/IaaS市場 2015年度には1300億円規模に成長 ベンダーの市場参入で、競争は激化 の全文を読む

※本記事は、週刊BCN 2012年1月30日付 vol.1417より一部抜粋したものです。会員登録していただくと、オリジナルの記事全文をお読みいただけます。会員登録はこちら(無料)。

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