2011/03/22 11:45

ロードバランサー(負荷分散装置) (2011年3月)
ロードバランサーとは、ネットワークでサーバーとクライアント端末の間の負荷分散を行う装置である。ロードバランサー市場は、クラウドコンピューティングの普及によるデータセンター(DC)需要の高まりを受け、2010年から息を吹き返している。これまで一般企業を主な販売先としてきたロードバランサーのベンダー各社は、ここへきて、DC事業者をはじめとした新しい市場の開拓に取り組んでいる。
プラスに転じるも慎重な見通し
ロードバランサー市場には、米国などの外資系ベンダーがひしめいている。「BIG-IP」ブランドを展開するF5ネットワークスジャパンは、「圧倒的に強い業界のリーダー」と認識されている。世界の主要市場で上位3社に入るなどグローバルでも強いF5だが、日本では他の国よりも支配的な地位を占めている。ハイエンド市場を得意とするF5ネットワークスジャパンのマーケットシェアは、ここ数年、競合ベンダーが強みを発揮して少しずつ下がってはいるが、それでも約40~50%を占めているとみられる。2位以下のベンダーは、2009年にサービスプロバイダ向けに強いAlteonを買収して事業を拡大している日本ラドウェアや、大手ネットワーク機器メーカーのシスコシステムズ、シトリックス・システムズ・ジャパンなど。また、これまでミッドレンジに力を入れてきたアレイ・ネットワークスがハイエンド向けの製品展開を強化するなど、ハイエンド市場の開拓を目指して、ベンダー間の競争が激しくなっていく模様だ。
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<Industry Chart 業界の今を俯瞰する>ロードバランサー(負荷分散装置) クラウド/スマートフォンが刺激剤に ハイエンドの開拓に期待高まる の全文を読む
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