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2011/10/21 10:18

業界マップ ベンダーの勢力と市場がひとめでわかる

データセンタービジネス (2011年10月)

 データセンター(DC)ビジネスは、世界規模でのデジタルデータの増大に後押しされるかたちで堅調に伸びている。2020年には2009年比で44倍近い35ZB(ゼタバイト)規模へデータ量が増えるとみられており、クラウド化の進展とともにデータ処理能力が高いDCへの集約がより一層進む見込みだ。DCビジネスを巡っては、DC事業者と大手SIerとITベンダーとが相互に補完することで、市場の迅速な変化に適応しようとする動きが目立つ。

SIerとDC事業者など複合的な協業が進む

 成長市場のDC活用型サービスには、主要ベンダーがこぞって参入している。サービス形態は、伝統的な機器預かり型のハウジングサービスから、徐々にプライベートクラウドやパブリッククラウドへ移行しつつある。プライベートクラウドも、ユーザー企業がIT資産を保有するのではなく、ベンダー側がIT資産を抱えるケースが増えている。ベンダーがある程度の規模のサーバーファームを構築し、区画ごとにユーザーに貸し出す方式だ。ユーザーのIT消費量の増減に合わせて、使用するITリソースを増減させる。IT資産を維持するための経費を“固定費”から“変動費”へと変える取り組みだ。

データセンターを活用したクラウドサービスの主なプレーヤー

 パブリッククラウドには「規模と価格が勝負」の側面があるが、プライベートクラウドはユーザー企業の細かな要望に応えたり、個別SIやカスタマイズソフトの開発を伴うことが多い。ただし、今後プライベートクラウドでもIT資産を“利用”する形態が増えるとなると、システム構築を本業とするSIerは、DC資産の負担に耐えられない可能性がある。大手SIerは対応できても、中堅・中小では負担しきれないことが想定される。このため、SIerとDC事業者、AmazonをはじめとするPaaS/SaaS系ベンダーとの複合的な協業関係がより進むと予想される。

★詳細な解説記事
<Industry Chart 業界の今を俯瞰する>データセンタービジネス データ増大とクラウド化の後押しで DC事業者とSIerの相互補完が進展 の全文を読む

※本記事は、週刊BCN 2011年10月17日付 vol.1403より一部抜粋したものです。会員登録していただくと、オリジナルの記事全文をお読みいただけます。会員登録はこちら(無料)。

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