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2011/04/01 10:33

業界マップ ベンダーの勢力と市場がひとめでわかる

クラウド/ホスティングサービス (2011年3月)

 クラウド/ホスティングサービス市場の拡大が見込まれるなか、主要ITベンダーは次々に新しいサービスを打ち出している。拡張性や可変性(エラスティック)にすぐれたクラウドサービスが充実するものの、一方で、従来型のホスティングサービスの単価下落が顕在化する動きも一部でみられる。主要プレーヤーは、それぞれの強みを生かしたビジネス展開や販路開拓を急ぐ。

ネット系、通信系、外資系が入り乱れる

 クラウド/ホスティングベンダーを属性別にみると、大きく六つに分けられる。最大勢力はインターネットの拡大とともに伸びてきたホスティング系のベンダー。主にネットサービスや通販サイトなどの優良顧客を多数もつ。

市場別にみた有力ベンダー

 次に、インターネットプロバイダや通信キャリア系といったネットワークに強い事業者が名を連ねる。クラウドの構造上、データセンター(DC)に通信トラフィックが集約される傾向が強く、このネットワーク周りの善し悪しがサービス品質を大きく左右するためだ。

 今回の主要6グループには、NTTデータや野村総合研究所(NRI)など大手SIerが手がけるITアウトソーシングやBPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)を主力とするSI型クラウドサービスは除外した。ただし、例外はある。SIerの日本ラッドは超低消費電力のDCを独自に構築し、徹底的なコストパフォーマンスを指向したクラウドサービスを展開。コストパフォーマンスで勝る外資系への対抗心をむき出しにする。

クラウドサービスの指向は二極化へ

 主要ベンダーは、相次いでクラウド型の新しいサービスを打ち出している。クラウド型の新サービスの指向性をみると、「高付加価値型でアウトソーシング/BPO重視」のパターンと、「コストパフォーマンス重視型でパブリッククラウド指向」の二つに大きく分かれる。前者は、企業の基幹業務システムをはじめとするミッションクリティカル系に適しており、後者はネットサービスや通販サイトなど需要の波が大きいシステムに適している。

クラウド/ホスティングベンダーのポジショニングマップ(アウトソーシング、BPOをメインとする。SIerは除く)

★詳細な解説記事
<Industry Chart 業界の今を俯瞰する>クラウド/ホスティングサービスクラウド市場の拡大顕著に 新サービスが相次ぎ、競争激化へ の全文を読む

※本記事は、週刊BCN 2011年3月28日付 Vol.1376より一部抜粋したものです。会員登録していただくと、オリジナルの記事全文をお読みいただけます。会員登録はこちら(無料)。

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