2011/12/16 10:29

中国の電子商取引(EC)市場 (2011年12月)
中国の情報サービス市場で顕著な伸びを示している分野の一つが、電子商取引(EC)だ。2011年は日本のEC市場と並ぶ規模に拡大。向こう3年で日本のおよそ2倍になると予測されている。ECの形態でみると「BtoC」の伸びが大きく、企業が続々とEC市場に参入していることがうかがい知れる。ECサービスへのアクセス端末となるパソコンやスマートフォンの出荷も堅調で、ユーザー層のいっそうの広がりが見込まれる。
日本を大きく上回る見込みの中国EC市場
中国の電子商取引(EC)市場は、2011年、前年比65.6%増の7634億元(約9兆1600億円)に伸びる見込みだ。すでに日本のEC市場と並ぶ規模に拡大しており、2012年には日本を上回るのは確実視されている。調査会社のアイリサーチによれば、2014年には1兆9124億元(22兆9400億円)に拡大。日本のEC市場のおよそ2倍の規模になるとみている。中国のEC市場が本格的な拡大期にあった2009年までは年率200%余りで伸びていたが、2014年頃には30%増程度の伸びに落ち着く見通しではあるものの、市場が成熟している日本と比べれば依然として高い伸び率である。ユーザー数ベースでは、2011年に約2億人に達し、年率20%余りの伸びで、2014年にはおよそ3億5000万人に増える見込み。ユーザー数が増えるだけでなく、一人あたりの購買量も増える傾向にある。消費財小売総額に占めるECの比率も、2008年にはわずか1.2%だったものが、2014年には7.7%へ拡大するとみられている。
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